『鳴滝紀要』29号
2019年04月06日
洋学 at 00:00 | Comments(0)
『鳴滝紀要』29号がでた。大島明秀「泉屋家旧蔵「オランダ語文法書」と志筑忠雄「助詞考」、堅田智子「男爵アレクサンダー・フォン・シーボルト「古き日本に関する回想 第2部ー英国の旗の下に 1862年~1870年」(2)、アーフケ・ファン・エーヴァイク「1830年12月、帰国したシーボルトへ其扇が送った最初の手紙」、史料紹介藤本健太郎「伊東昇迪「嵜陽日簿」翻刻及び註解」、特別展報告織田毅「高島秋帆の周辺ー系譜と晩年の活動を中心に」などの論考や史料紹介を含む。
なかでも今後の洋学史研究に貢献するだろうのが、伊東昇迪の『嵜陽
日簿』である。文政9年から文政11年2月まで、長崎でシーボルトに師事したため、同期間のシーボルトの医療活動や、門人の動向がよくわかる。
なかでも今後の洋学史研究に貢献するだろうのが、伊東昇迪の『嵜陽
日簿』である。文政9年から文政11年2月まで、長崎でシーボルトに師事したため、同期間のシーボルトの医療活動や、門人の動向がよくわかる。